トヨタ自動車は、6月の定時株主総会での役員人事を内定した。監査役に松下電器産業の森下洋一会長など、3人を迎えれるほか、常勤役員7人が退任して、新任8人が就任する。専務以上は全員留任する小幅な異動となる。
監査役には、森下会長のほか、三井住友銀行の岡田明重特別顧問、トヨタの中津川昌樹経理部長が就任する。デンソーの岡部弘会長、豊田自動織機の石川忠司会長、林芳郎氏ら3人が退任する。
常務執行役員には、タイ国トヨタの佐々木良一社長、横井靖彦レクサス国内営業部長、河上清峯第2シャシー設計部長、トヨタモーターマニュファクチャリングUKの藤岡高広上席副社長ら8人が昇格する。
代わって、西山均氏、アラン・ジョーンズ氏、田中義克氏ら7人は退任する予定だ。