トヨタ生産方式の支援システムをPR……テクノフロンティア06

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トヨタ生産方式の支援システムをPR……テクノフロンティア06
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トヨタ自動車の子会社、トヨタケーラムが19日から千葉県の幕張メッセで開かれている「TECHNO-FRONTIER2006」に出展した。といっても、そのブースは壁一面にパネルが貼られ、パソコン端末がおいてあるだけで、他のブースとは趣が異なる。

同社は1993年にトヨタのCAD/CAM事業部が独立してできた会社で、トヨタが78%、三井造船が20%出資している。ケーラム(Caelum)とは、Computer Aided Engineering Leading to Ultimate Manufacturingの頭文字を取ったもので、ラテン語では「天空の」「頂点を極めた」という意味があるという。

そんな同社が今回PRしたのが、Caelum XXen(インターネット対応リアルタイムチームデザインCAD)、Caelum KKen(ソリッド・サーフェス融合CAD/CAMシステム)、指南車(ノウハウの共有化により、業務のQCD向上を支援する知識ナビゲーションシステム)である。言ってみれば、トヨタ生産方式の考えを取り入れた設計環境のプロセス支援システムだ。これによって、組織的に品質向上やコスト削減、納期短縮が図れるとのことだ。

「すでに松下電器、シチズン時計、ペンタックスなどに利用してもらい、高い評価を受けています」と同社関係者。トヨタ生産方式を導入する企業が増えているだけに、同社の支援システムがこれから一層注目されることになりそうだ。

《山田清志》

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