人気の的になったムラタセイサク君…テクノフロンティア06

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
人気の的になったムラタセイサク君…テクノフロンティア06
人気の的になったムラタセイサク君…テクノフロンティア06 全 1 枚 拡大写真

「TECHNO-FRONTIER2006」が19日、千葉県の幕張メッセで開幕したが、来場者の人気の的になっていたのが「ムラタセイサク君」だ。ムラタセイサク君は京都に本社を構える村田製作所が開発した自転車に乗れるロボット。

超音波センサ、無線モジュール、ジャイロセンサ、ショックセンサなどを搭載しており、バランスを取ってまっすぐ走るのはもちろんのこと、障害物を自分で見つけて停止したり、よけたりできる。そのうえ、足をつかずにその場に停止できるなど、人間にも難しいことさえやってのけるという。

そのムラタセイサク君を一目見ようと、ブースの前には人垣ができ、訪れた技術者が食い入るようにその動きを見ている姿もあった。今回のものは昨年10月に発表された2代目で、同社関係者によると、5月末にはさらに機能を強化したムラタセイサク君が登場するとのことだ。

「現在、主に小学校などに行って、これを見てもらっているのですが、子供たちに科学技術のすばらしさをわかってもらいたい。そして、なんとか子供の理科離れに歯止めをかけたい」と同社関係者。このような啓蒙活動は、今後も技術立国を目指す日本にとって重要といえよう。

なお、同展は21日まで開催され、日本能率協会が主催している。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『C-HR』、「GRスポーツ」に1.8Lハイブリッド追加…欧州2026年モデル
  5. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る