日本自動車工業会が発表した2005年度の四輪車輸出台数は、525万6637台で、前年度比5.6%増となり、4年連続でプラスとなった。
車種別では、 乗用車 が459万5313台で、同8.6%増、トラックが58万1238台で、同15.4%減、バスが8万86台で、同33.3%増だった。
このうち、ノックダウン方式の輸出は、乗用車が17万2573台、同20.0%減、トラックが19万3592台、同12.0%減、バスが9815台、同3.2%増で合計が37万5980台、同15.5%減だった。
輸出金額は、車両分が913億8412万ドル、部品分が307億7618万ドルで、総額1221億6030万ドルとなり、前年度に対して、11.1%増加した。
生産に占める輸出の割合は、48.3%となり、前年度よりも1.4ポイントアップした。
仕向け地別では、主力の北米向けが同13.5%増と大幅に伸びたほか、中米、南米、アフリカ、中近東向けもプラスだった。欧州、アジアは不振で、特にアジアは現地生産シフトの影響で同17.3%減と低迷した。