【ラジアルタイヤ徹底ガイド】ミニバン専用タイヤの老舗的存在…トーヨー トランパスMP3

自動車 ニューモデル 新型車
【ラジアルタイヤ徹底ガイド】ミニバン専用タイヤの老舗的存在…トーヨー トランパスMP3
【ラジアルタイヤ徹底ガイド】ミニバン専用タイヤの老舗的存在…トーヨー トランパスMP3 全 3 枚 拡大写真

トーヨータイヤから始まった専用タイヤコンセプトがヒットしている。この“TRANPATH”はまさにその最初のブランドである。今回取り上げたのはミニバン専用の『TRANPATH MP3』であるが、アーバンSUV専用の『TRANPATH SU Sports』、フラッグシップミニバン専用の『TRANPATH Lu』、ミニバンのインチアップ専用の『TRANPATH MP SPORTS』と多彩である。さらにこれまで通りオールラウンド四駆専用、ダート/マッド系四駆専用などTRANPATHはオフロード系も充実している。

【画像全3枚】

同じ乗用車といってもセダンと違ってミニバンは重量が重く、重心も高い。そこで専用タイヤというのは、重量にも負けず、高重心でも不安定にならないように設計してあるタイヤをいう。

この目的に合うようにTRANPATH MP3は5つの構造的な特徴を持っている。まずトリプルトレッド構造は、低燃費に利くベースコンパウンドの上に2種類のゴムを載せている。クルマの外側になる部分はマルチハードコンパウンドと呼ぶ高速安定性、グリップ、ウェット性能、肩減り抑制、転がり抵抗低減に優れたゴムを採用。内側は乗り心地、ノイズ低減、ウェット時の制動性に優れたソフトコンパウンドのゴムを採用している。

高剛性ケースもミニバン専用ならではだ。サイドウォールと呼ばれるタイヤの横腹の中身が補強されている。ハンドル応答性の向上とコーナリング時のロール角を小さくすることで安定感を出すためだ。サイドウォールの剛性をアップさせるとなぜロールが小さくなるのかというと、重心が高いミニバンではカーブの外側のタイヤに大きな荷重が掛かってタイヤがたわみやすくなる。そこでタイヤのサイドウォールがたわみにくいとロール角も小さくなるのである。

トレッドパターンは見たらすぐにわかるように、外側は荒く、内側は細かく刻んである。ブロックが大きいと負担が掛かったときにグリップがよい。細かい切れ込みがたくさんあるとノイズを低減し、乗り心地の向上が見込める。直線の太いグルーブが排水性の向上を狙っている。

偏平率が40/45/50/55では、イン側スリットの溝を深めにして幅広タイヤの欠点であるウェット性能とローダウン車でもイン側摩耗が少なくなる工夫ができている。偏平率55以下ではリムプロテクター付きになる。

IMPRESSIONPROFILEタイヤ徹底ガイドTOP
試乗MOVIEQuickTimeWindows Media Player

《こもだきよし》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ルーミー』フルモデルチェンジは延期!?「大幅改良」の可能性が高まる理由とは
  2. スバル『BRZ』MT車に新シフトレバー構造、「アイサイト」に広角単眼カメラも採用…337万7000円から
  3. レクサス『RX』大幅改良へ、新デザイン判明!…フロント刷新&内装進化
  4. ホンダ『N-WGN』次期型はどう進化する? “ヒンジドア軽ワゴン”の魅力を磨く
  5. 「これは売れそう」レクサス『RX』大幅改良か? スクープ情報にSNSでは「どう変わるのか気になる」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  2. 東京海上日動パートナーズ、全国8エリアの代理店を一社化…7月に新会社「TNP」発足
  3. 【バッテリー リスキリング講座】車載用全固体電池の開発状況と今後の展望
  4. ヨコオ、電波暗室を中国・東莞に新設…アンテナ評価を現地完結へ
  5. タイヤは「黒いゴム」じゃない! ブリヂストンが明かした性能を決める原材料の秘密
ランキングをもっと見る