トヨタ2006年3月期連結決算…全て過去最高、渡辺社長も評価

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トヨタ自動車が発表した2006年3月期の連結決算は、最終利益が前年同期比17.2%増の1兆3721億円となり、過去最高となった。

期中の新車販売台数は、北米、欧州、アジア、その他地域と日本を除くほとんどの市場で販売台数が伸び、全体としても同7.6%増の797万4000台と大幅に増えた。特に、アジアやその他地域での「IMV」が販売増に貢献した。

このため、売上高は同13.4%増の21兆369億円となり、過去最高だった。営業利益は厚生年金基金代行返上益の減少で472億円、諸経費の増加で4166億円の減益効果があったものの、為替差益で3000億円、営業の努力で2400億円、原価低減で1300億円の増益効果があり、過去最高の同12.3%増の1兆8783億円と大幅増益となった。

税金等調整前当期純利益は同19.0%増の2兆873億円とこれも過去最高だった。

社長就任後、初の決算発表となった渡辺捷昭社長は「連結子会社を含めて各チームが各自の役割を果たして努力してもらい感謝している。結果的に過去最高の業績となり、大変評価している。オールトヨタのチームの協力のおかげ」とコメント。

《レスポンス編集部》

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