トヨタ、監査法人の変更は改革見てから決める

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は、監査法人の中央青山が一部業務停止命令を受けた問題で、「中央青山の改革を見てからどうするか考えたい」と述べ、現時点では監査法人を変更する考えの無いことを明らかにした。
 
中央青山は、カネボウの粉飾決算事件で監査内容の審査で重大な不備があったとして、金融庁から会社法に基づく監査について7月から2カ月間の業務停止命令を受けた。
 
これを受けて中央青山から会社法に基づく監査を受けている約2300社は契約が無効となり、監査法人の変更を検討する企業が相次いでいる。
 
トヨタの監査法人も中央青山だが、渡辺社長は「処分の内容を確認して監査業務を勘案して、中央青山の改革を見てからどうするか考えたい」としている。
 
ただ、トヨタが監査法人を中央青山で継続した場合、中央青山からのの監査を受けた企業としてイメージダウンや決算に対する信頼性が問われることになりかねない。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  3. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  5. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る