東洋ゴム、原材料価格の上昇で経常減益に

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東洋ゴム工業が発表した2006年3月期の連結決算は、売上高が前年同期比11.2%増の3002億円、営業利益が同8.5%増の131億円と、営業利益ベースでは増収増益となった。

主力のタイヤの売上は同15.4%増の2007億円、営業利益も同10.9%増の123億円と好調だった。自動車部品は売上が同4.0%増の567億円と順調だったものの、営業損益が同5億円の赤字だった。

経常利益ベースで、タイヤ販売の好調などで、108億円、合理化で17億円の増益効果があったものの、原材料価格の上昇で93億円が大きく響き、経常利益は同17.1%減の105億円と減益になった。最終利益も同28.1%減の54億円と大幅減益。

2007年3月期の連結決算業績見通しは、売上高が同11.2%増の3340億円、営業利益が同11.4%減の116億円、経常利益が同1.5%減の103億円と増収減益になる見通し。当期純利益は同20.9%増の65億円の見通し。

《レスポンス編集部》

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