【人とくるまのテクノロジー展06】手元を見る時間を短く---三菱 ASV-3

自動車 ニューモデル モーターショー
【人とくるまのテクノロジー展06】手元を見る時間を短く---三菱 ASV-3
【人とくるまのテクノロジー展06】手元を見る時間を短く---三菱 ASV-3 全 4 枚 拡大写真

パシフィコ横浜展示ホールで開催されている「人とくるまのテクノロジー展2006」で人気となっている最新技術体験コーナー。まずは三菱自動車工業の『グランディスASV-3』を紹介する。展示されていたのはタッチパッドマルチコマンダーとプリクラッシュシートベルト&プリクラッシュシートクッション、緊急制動灯の3つのテクノロジー。

タッチパッドマルチコマンダーは手元を見る時間を短くすることを目的としたシステムだ。デモでは、センターディスプレイに表示された楽曲情報を、説明員がギア近くのタッチパネルで操作。指を置いた位置に合わせて画面上のメニューがハイラトしていた。

「パソコンのタッチパッドと違うのは、相対位置ではなく絶対位置となっているので、パット上の四隅が画面上の四隅に相当するようになっている点」(説明員)とのこと。メニューの確定は全体を押し込むことで実行されていた。商品化への計画はまだ未定だが、「(応用デバイスは)いろいろあると思うが、運転に直接関係がないものは手元操作に、運転に関係あるものはハンドルに設置する」という方法も考えられるという。

また緊急制動灯は、急ブレーキを踏んだ時にストップランプを点滅させ、後続車ドライバーに注意を促すもの。「点滅を見た後続車のドライバーがより早く発見し、早くブレーキを踏んでくれるだろう。結果、追突事故の軽減してくれる」(説明員)。

プリクラッシュシートベルト&プリクラッシュシートクッションは、バンパーのなかにレーダーを装備し、そのレーダーで前方との障害物との距離・方向を確認。衝突の危険がある場合、警報を発した後シートベルトを巻き上げて人をシートに固定。さらに危険が高まった時、車速を下げることによって衝突時の被害を軽減しようというものだ。展示コーナーではシートベルトの巻上げを体験できた。

《小板謙次》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  4. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る