【人とくるまのテクノロジー展06】ビールの試飲会?

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【人とくるまのテクノロジー展06】ビールの試飲会?
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24日に開幕した「人とくるまのテクノロジー展2006」で、一際目立つブースがある。スタッフが派手な黄色のジャンパーを着て、ブースの前にはビールが並んでいる。そして、そのうえを見ると、「KIRIN」という大きな看板がある。そのため、ビールの試飲会をやっているのか、と思った来場者も多かったに違いない。

そこは、キリンビールの子会社、キリンテクノシステムのブース。「昨年も出展したのですが、目立たないと怒られましたので、今回は目立つようにしたんです」と同社関係者。

同社は検査機器メーカーで、2年前にキリンビールから独立した会社だ。もともと缶や瓶などの内部に欠陥がないかどうかを確かめるための装置を製作していたが、他の分野でも応用ができるのではないかと本格的に販売を開始した。

主力製品のジャイロスキャンは、従来では自動検査が困難であった円筒形金属内表面の欠陥をレーザーファイバーセンサを用いて自動検査するもので、エンジンシリンダなどの検査に最適とのことである。

「自動車業界など他の業界では、まだまだ知名度が低く、販売台数も2ケタという状況です。来年には3ケタに乗せる計画ですが、引き合いもたくさんあるので、倍々ゲーム以上に増える可能性があります」と同社関係者は期待を寄せる。ちなみに価格は500万円だ。

《山田清志》

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