【ホンダ ビーチクリーナー】画期的なアイテムの市販化は?

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【ホンダ ビーチクリーナー】画期的なアイテムの市販化は?
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30分で1ヘクタール(100m×100m)の砂浜を清掃できるというホンダ『ビーチクリーナー』システム。漂着した漁具やビニール袋からペットボトル、100円ライター、花火の燃え残りまで、さまざまなゴミを効率よく収集できるこの便利アイテムは、まずホンダ自身による清掃ボランティアで使われる。その効果のほどが実証されたあかつきには、果たして市販されるのだろうか?

社会活動推進室の西田晴泰室長はビーチクリーナーの市販について、「現時点では発売する計画はまったくありません」と語る。「もともと市販の清掃器具を作るつもりではなく、ボランティアの道具を作るというのがこの企画の主旨だったんです。器具もワンオフで製作したもので、量産は考えていません」(西田氏)

その清掃能力の高さを目の当たりにすると、これをワンオフのボランティア用具で終わらせるのは少々もったいないような気がする。もし地方自治体やボランティア団体などから市販の要望が多数出てきたときは? 「そういうご要望がたくさん寄せられましたら、そのときにあらためて市販を検討します」(西田氏)

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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