スバル レガシィ がパトカーに…危険運転取り締まり

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アメリカではこの週末はメモリアルデーの連休だが、シアトル近郊の町で週末から新しいシェリフカーがデビューすることになった。アメリカでは初の、スバルレガシィをベースとしたパトカーだ。

このスバルパトカーは、地域警察からの要望とペニンスラ・スバルディーラー、そして北米スバルが協力して完成させたもの。2006年モデル・レガシィ2.5GTセダンをベースに、交通安全推進のためのパトロールカーとして作られた。主な目的は学校近辺での安全確認、アグレッシブ・ドライビングの取り締まりである。

アグレッシブ・ドライビングとは危険運転のことで、この地域では数年前からこうしたドライバーの増加に悩まされて来たという。地域警察では特に児童が通学する学校付近に白バイ警官を派遣、アグレッシブ・ドライバーの取り締まりにあたってきたが、スバルパトカーはこれを補佐する役目を担う。

地域警察では、スバルを選んだ理由として、「性能が確かで信頼性のおける4WD車が理想だった。また、どんな天候や路面もカバーできるクルマということで、スバルレガシィの安全性やタフさに興味を持った」と語っている。

北米スバルでは、「安全性はクルマのオプションであってはならない、というのが信条だ。それが認められ、こうした形で評価されたのは喜ばしい事」とコメントしている。
元々フルタイム4WDのクルマとして、雪が多いアメリカ北部では人気の高いスバル、今後もこうしたパトカー需要は意外と多いかも知れない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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