トヨタ、05年度の再資源化実績を公表

エコカー 燃費

トヨタ自動車は31日、05年度の自動車リサイクル実績を公表した(一部既報)。それによると、シュレッダーダスト(ASR)の引き取りは合計81万台分、重量にして16万tを回収し、このうち9万tを再資源化した。車両のリサイクル実効率に換算すると約93%だった。

ASR再資源化率は57%となり、前年度にくらべ7%向上した。ASRリサイクル施設に重点的に投入したことや、車両を破砕処理せず、電炉等に投入する全部再資源化により実現した。

車両のリサイクル実行率は、解体からシュレッダー工程に入るまでに再資源化される比率(約83%)を踏まえたもので、ASRリサイクル率が向上したことで上昇した。

ASRと並び、自動車リサイクル法の特定品目である、エアバッグとフロンの回収実績は、エアバッグが12万台分、28万個で、再資源化率は93%だった。フロン類は合計65万台から、21万tを回収し破壊処理した。

特定3品目の処理にかかわる収支は、費用が71億1514万円かかった一方、資金管理法人から払い渡された預託金総額は67億4589万円で、3億6925万円の赤字だった。

《編集部》

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