兵庫県警、飲酒運転容認の運送会社を書類送検

自動車 社会 社会

兵庫県警は5月30日、トラック運転手の酒気帯び運転を看過したとして、兵庫や九州にある運送会社5社と、その会社の運行管理者5人を道路交通法違反(使用者の義務違反)の容疑で書類送検した。

兵庫県警・交通捜査課によると、今回書類送検の対象となったのは、兵庫、福岡、佐賀、長崎、熊本の各県にある運送会社(法人)5社と、この5社で運行管理を担当している幹部社員5人。
 
この5社に勤務する運転手はいずれも飲酒運転の摘発を受けているが、取り調べの際に「会社は運転手が休憩中に飲酒することを知っている」、「ビールの空き缶などを運転席から運び出しているところを会社の人間が目撃していた」など供述。会社側が運転手が恒常的に飲酒運転を繰り返していることを知りながら、黙認している可能性が高いとして、これまでに12社を対象に捜査を行っていた。

今回の5社5人は、飲酒運転黙認の事実を大筋で認めており、警察では他の7社の飲酒運転黙認の実態について調べを進めていく方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーが10月30日発表へ、ノミネート車35台をチェック!
  2. 免許不要で歩道走行可能な新型4輪モビリティ、全幅59cmの「CURIO Q1」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 米トヨタ、新世代オーディオマルチメディアシステム発表…『RAV4』新型から搭載へ
  4. 「無限仕様カッコいいやん」ホンダ『ヴェゼルRS』無限パーツ登場、SNSではデザインと価格に注目
  5. 【スズキ クロスビー 改良新型】「革の表現」にもこだわりあり、「チルタイムを満喫できる」インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る