ダイハツのインテリジェント触媒技術、日本学術会議会長賞を受賞

自動車 ビジネス 企業動向

ダイハツ工業と独立行政法人の日本原子力研究開発機構が共同開発した「インテリジェント触媒」が、内閣府などが主催する産学官連携推進功労者表彰の「日本学術会議会長賞」を受賞した。

この賞は、産学官の連携で成果を上げた大学、企業などを対象とし、学術の視点から特に顕著な功績または功労があったと認められるものへ贈られる賞。今回、文部科学省の推薦によりノミネートされ、内閣府内の選考委員会における審査の結果、日本学術会議会長賞に選ばれた。

表彰を受けたのは原子力機構関西光科学研究所の西畑保雄副主任研究員とダイハツ材料技術部の田中裕久エグゼクティブ・テクニカル・エキスパート。

受賞理由はインテリジェント触媒が、環境浄化と同時に大量の貴金属の省資源を可能とする革新的技術であり、かつ、産官の連携による成果が実用化に結びついたことや 今後、この技術の新たな高性能触媒活性原理に基づき、異なる分野への研究展開が期待される点を挙げている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る