『エルグランド』など、日産のミニバンモデルに設定され好評を博しているエアロモデルの「ハイウェイスター」が『セレナ』にも追加され、13日に発売された。
セレナにも他のハイウェイスター同様に、押し出し感の強いフロントバンパーやメッキグリル、ボディサイドフィニッシャーを採用。リヤにも専用バンパーやバックドアフィニッシャーを採用し、リヤコンビランプの周辺をボディカラーと同色にしている。
その結果、全幅方向のボディサイズが若干大きくなり、5ナンバーサイズだったセレナが、ハイウェイスターに関してはセレナシリーズ唯一の3ナンバー車となった。
インテリアカラーはーブラック1色の設定とし、専用のダブルステッチ入りシート表皮を採用。ステアリングスにも一部にシルバーメタリックの塗装を施し、スポーティな雰囲気に仕上げている。
装備面でもインテリジェントキーやバイキセノンヘッドランプ、オートライトなど人気のアイテムを標準装備している。
日産自動車マーケティング部大島綾子さんは「セレナのハイウェイスターはクルマを自己表現の道具と考える30代から40代の新人類のお父さんをターゲットカスタマーに置いております。そしてプレステージエアロを開発コンセプトに掲げ、ワンランク上に見えるスポーティなワンボックスカーを目指し、内外装に手を加えました」という。
確かにセレナ ハイウェイスターのエクステリアは押し出し感が強くなり、同時に全幅がワイドになったことで、腰高な印象もなくなった。これは、5ナンバーサイズにこだわらずに、エアロパーツを開発した賜物に違いない。