横浜ゴムと岩谷瓦斯、水素ステーションに活用できる樹脂ホースを共同開発

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横浜ゴムと岩谷瓦斯、水素ステーションに活用できる樹脂ホースを共同開発
横浜ゴムと岩谷瓦斯、水素ステーションに活用できる樹脂ホースを共同開発 全 1 枚 拡大写真

横浜ゴムは、岩谷瓦斯と共同で、低透過性能・取扱性能に優れた樹脂ホース『ibar HG35』を共同開発し、両社から販売すると発表した。

ホースは、横浜ゴムの保有する高圧ホース製造技術と、岩谷瓦斯の保有する工業ガスハンドリング及び評価技術を融合し、研究を重ね完成させたもの。従来の樹脂ホースと比べて、低透過性能と取扱性能及び耐久性の向上を図った。

横浜ゴムは、高圧水素ガス用ホースに関してNEDOの委託研究として、「水素インフラ用可撓性配管開発」を受けて、構造開発と低圧水素ガスでの評価を行い、岩谷瓦斯での実際の高圧水素ガスでの実証研究を行って完成した。

水素のフレキシブルな耐圧管は、これまで金属フレキ管か樹脂製ホースが使用されてきたが、金属フレキ管は取扱性能と耐久性に、樹脂製ホースは高圧気密性能に課題があった。今回の開発ホースはこれらの課題を改良するもので、35MPa級水素ステーション用の水素ガス供給用ホースや水素を含む高圧ガス設備における使用が可能となる。

両社は、今回の技術をベースとして、70MPa対応ホース、水素溶断用ホース、産業用水素ホースの開発を進め、高気密性能の特徴を生かした高純度ガス用機器など、水素・高純度ガスを中心とした高圧ガス用ホースの商品を本格的にラインナップしていく計画。

《レスポンス編集部》

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