日産のコミットメント、唯一の例外はリコール台数

自動車 ビジネス 企業動向

日産自動車の品質管理担当である今井英二常務執行役員は16日、本社役員会議室で報道陣との懇談会を行い、その席上で「日産の中で唯一コミットメントがないのはリコール台数」と語った。

今井常務によると、リコール台数を何台までとコミットメントすると、リコール隠しなどの問題につながりかねないというわけだ。それについては、「ゴーン社長にも理解してもらっているし、今後も絶対変えるつもりはない」と強調した。

また、このところ全体的に増えているリコール問題について、今井常務は「品質不具合で一番多いのは、新しい部品を使うなど新しいことにチャレンジしたとき。その過程で予想できなかったことが起きているのではないか」と語り、全体のシステムの複雑化と電子化の進展を挙げた。そして、日産ではOEM車のリコールが増えているとのことである。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  2. 日産『フェアレディZ』の「レトロな仕様」に注目…土曜ニュースランキング
  3. 「初代に立ち戻った感じでよき!」ルノー『トゥインゴ』の新型予想が話題! エンジン車にも期待の声
  4. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
  5. 「かつての『サニー』が随分と立派に…」日産の新型セダンが話題に!進化したVモーションにも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る