ホンダは、社団法人発明協会が主催する2006年度全国発明表彰で、「内閣総理大臣発明賞」と「発明実施功労賞」を受賞したと発表した。
全国発明表彰は、日本の科学技術の向上と産業の振興に寄与した発明を完成した人、実施に尽力した人、発明の指導・奨励・育成に貢献した人に贈られる賞。
内閣総理大臣発明賞を受賞したのは「適応制御を用いた空燃比フィードバック制御方法の発明」を開発した本田技術研究所の技術者、牧秀隆氏、赤崎修介氏、小森谷勲氏、西村要一氏、廣田俊明氏とHonda Racing Development Ltdの長谷川祐介氏、
この発明により開発された技術は、1997年秋にフルモデルチェンジをした北米向け『アコード』を皮切りに、排出ガスクリーン化技術として量産車への適用が開始され、現在では全世界で累計900万台以上のホンダ四輪車に適用されている。
また、発明実勢功労者賞に、ホンダの福井威夫社長が受賞した。
ホンダ社長と子会社社員、発明実施功労者賞と内閣総理大臣発明賞を受賞
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《レスポンス編集部》