【ルマン06】アウディ、ディーゼルのパフォーマンスが光る

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【ルマン06】アウディ、ディーゼルのパフォーマンスが光る
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18日に終了したルマン24時間レースで優勝したアウディ「R10 TDI」は、ディーゼルエンジンのパワーと燃費によるパフォーマンスの良さが光っていた。

アウディR10 TDIは、650psのV12 TDI ディーゼルエンジンを積む。90リットルの燃料給油のピットインは平均で14周に1度で済み、ガソリンエンジンを使用する他チームは、それよりも多い頻度でピットストップを繰り返した。これによりアウディはトータルで380周を走り距離記録も達成した。

スピードでは、アウディ7号車トム・クリステンセンが3分31秒211というタイムを出し、レースでのファステストタイムをマークしている、さらに彼は、1回の給油で16周を走り、LMP1クラスでの記録も更新した。

優勝した8号車はまったく危なげなくこの24時間レースを戦い抜いた。予定外のピットストップは、5速ギアにトラブルが発生、午前3時47分にギアクラスターの交換をしたときだけ。レギュレーションによりリアエンド全体の交換が許されなくなったが、ギアボックス設計の工夫のおかげで交換に10分もかからなかった。

セブリング12時間耐久レース、ルマン24時間耐久レースを制したディーゼルエンジン搭載のR10 TDI は7月15日以降、チームアウディスポーツノースアメリカが、アメリカンルマンシリーズ(ALMS)のシリーズチャンピオンシップを賭けて戦うことになっている。

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