【最新カーナビ徹底ガイド2006春夏】ホンダ・インターナビ…テレマティクス・カーナビの先進さをカタチに

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【最新カーナビ徹底ガイド2006春夏】ホンダ・インターナビ…テレマティクス・カーナビの先進さをカタチに
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Honda「インターナビ・プレミアムクラブ(入会金/年会費無料)」対応のカーナビゲーションには、数々の“先進技術”が採用されている。今では「あって当然」という感のある“渋滞予測”であるとか、“通信を使って広域のVICS情報を取得する”という機能は、いずれもインターナビが他メーカーに先駆けて取り入れたものだ。

情報を与えるだけではなく、対応ナビから情報を「吸い上げる」ことによって実現したものが“フローティングカーシステム”だ。対応ナビを取り付けたクルマがセンサーとなり、VICS情報が提供されない道路の通過時間情報を収集。Honda側がこれを蓄積し、新たな渋滞情報としてインターナビユーザーだけに提供する。VICSがフォローしていない道路の情報が集まるため、いわゆる“裏道”に回避しやすい。しかも、ただ回避するだけではなく、通過時間情報も伴っているため、先がわからないまま飛び込んでしまうという不安も解消される。「スムーズなドライブを実践してほしい、情報を提供することが安全に貢献する」という、自動車メーカーとしてのHondaの考えはこの部分に凝縮されているといえるだろう。

さらに、パソコンで提供している「出発時刻アドバイザー」では、ドライブ予定日と目的地に何月何日何時に到着したいか? などを設定すると蓄積された過去のVICS情報とフローティングカー情報をもとにドライブ当日の出発推奨時刻を予測し、提供してくれる。さらに計算結果を「お知らせメール」に設定しておくとドライブ当日、突発的な渋滞が発生して、到着予想時刻に影響が出そうな場合には、携帯電話などのメールアドレスを登録しておけば、その旨を通知してくれる。

また、パソコンでは「Google Earth TM※」で提供される情報にフローティングカーシステムで収集した交通状況を表示させるというサービスも開始した。東京、名古屋、大阪だけだが、衛星写真で交通状況を把握できるというのは、なかなかに面白い。(※:Google EarthはGoogle Inc.の登録商標です)

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《石田真一》

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