フォード エスケープ 改良新型…顔が変わって魅力を取り戻す

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フォード エスケープ 改良新型…顔が変わって魅力を取り戻す
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比較的安価に購入できるアメリカンSUVとして知られるフォード『エスケープ』のビッグマイナーモデルが21日、日本市場に姿を見せた。最大の変更点は、何と言っても大幅なフェイスリフトだろう。

旧型モデルのフロントマスクはやや平面的で迫力に欠けるものだったが、新型では大型のメッキグリル、シャープなグラフィックのクリアレンズカバー式4灯ヘッドランプが与えられ、ボンネットにも彫りの深いプレスラインが刻まれた。フロントバンパーも開口部を台形として踏ん張り感を演出。両サイドには丸形ヘッドランプも配され、精悍さと高質感をアピールしている。

フロントマスク以外についても、ドアミラーウィンカー新設、スモークアウトされたリアコンビネーションランプ、新デザインのリアバンパーなど、数々の改良によってイメージの刷新をはかっている。

マーケティング本部長のアイオン・ワーナー氏は新しいフロントマスクについて、「フォードトラックのように大胆で力強いなデザイン。エスケープの存在感を高められると考えています」と語った。

2000年末のデビューから5年以上が経過し、モデルライフも終盤に差しかかった『エスケープ』だが、今回のエクステリアのリフレッシュによって、大いに魅力を取り戻した。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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