トヨタ、岩手 秋田の納車前業務を集約

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車とトヨタ輸送、岩手・秋田県販売店のうち9社とトヨタ部品東北共販は、新車点検・整備・輸送業務を集約・統合して一括受託する新会社「トヨタ輸送東北センタ」を7月に設立し、11月から営業開始すると発表した。

現在、販売店では、ディーラーごとに新車点検センターを持ち、ユーザーに新車を納車する前の点検、整備を各社が自社で実施しており、点検後の新車については各店舗まで各社が個別に輸送会社に手配して輸送している。

今回設立するトヨタ輸送東北センターは、岩手県北上市にトヨタ生産方式を取り入れた新車点検センターを設立し、従来各ディーラーが行ってきた新車点検・整備から、店舗への輸送業務などの管理・運営を一括して請け負う。業務を集約して効率化することで、顧客に確かな品質の車を約束した日に確実に届けて、受注から納車までのリードタイムを短縮するのが狙い。

新会社の資本金は1億2500万円で、出資比率はトヨタ輸送が51%、トヨタ自動車が30%で、残り19%がディーラーと部品販売会社。社長には、前トヨタ輸送の星勝彦氏が就任する。従業員は15人程度の予定。

《レスポンス編集部》

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