富士重工業(スバル)が発表した5月の生産・国内販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は、前年同月比5.6%増の4万5488台と順調に推移した。
国内生産は同5.1%増の3万4174台で、2カ月連続でプラスとなった。海外向けの『インプレッサ』が好調だったため。
国内販売は同14.5%減の1万4825台で、2ケタのマイナスとなった。『レガシィ』はビッグマイナーチェンジで回復しているが、『フォレスター』や軽自動車が低迷した。
輸出は同19.2%増の2万8362台だった。北米向け、豪州向け、中国向けが好調だった。
海外生産は同7.2%増の1万1314台と、2カ月ぶりにプラスとなった。米国工場で、前年にレガシィの在庫を調整するため、減産したことが影響した。5月単月では過去最高だった。