ヤナセ、ボルボ販売に再参入

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ボルボ・カーズ・ジャパン、ピー・エー・ジー・インポートとヤナセは、ヤナセが子会社を設立してボルボ車の販売網に参入することで基本合意したと発表した。富士重工業は、メーカーとしてボルボの販売から撤退する。

ヤナセは、ボルボ車の販売およびアフターサービスを専門に取り扱う子会社として「ヤナセ・スカンジナビア・モーターズ」を新たに設立、ボルボ車の販売・サービスに参入する。新会社は現在ボルボ車の販売を手がけているスバル系列の販売会社7社から15拠点を買収する。各拠点は2006年8月1日から9月までに順次新規オープンし、営業を開始する。

富士重系ディーラーから買収するボルボ販売店は、磯子、杉並、中野、八王子、所沢、枚方、茨木、堺・深井、神戸東、神戸西、松山の11拠点。名古屋北、浦添では商圏譲渡を受けるほか、横須賀は磯子に、守口は枚方に商圏譲渡を受ける。

ボルボ・カーズ・ジャパンでは「90年以上にわたる高級輸入車ビジネスの豊富な経験と知識を有するヤナセとの強固なパートナーシップによって、潜在需要の多い関東・関西圏でのさらなるボルボ車の拡販とアフターサービスの提供を目指す」としている。

ヤナセは、1960年から1974年まで、子会社の北欧自動車でボルボの販売を行っており、今回32年ぶりに再参入する。ヤナセでは、ボルボ販売再開で「顧客基盤拡大によるバリューチェーン経営のさらなる発展を目指す」としている。

《レスポンス編集部》

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