これを進化させたアイテムがイクリプス『AVN8806HD』では選べるのだ。それがフロントアイカメラだ。
これはフロントグリルやバンパーなどに設置する小型カメラで、側方26度の視野角を持っている。見通しの悪い交差点や、自宅ガレージから出発する際、クルマのノーズ部分が道路に露出したところから左右の状況を把握できる。車高と着座面が高く、前方直下の状況が意外に把握しにくいミニバンであるとか、ロングノーズなスポーツカーで真価を発するだろう。
AVN8806HDと組み合わせた場合、自動表示と手動表示の2種類が選択できる。前者は走行中に交差点に差し掛かった場合(8km/h以上の速度から、8km/h以下になったとき自動で作動)、後者の場合は駐車場などからの出発時に有効だ。手動表示の場合、アクティブ・ウイングのスイッチを押すだけで作動する。
また、このフロントアイカメラは別売の電源ボックスと組み合わせれば、先代までのナビでも使用することができる。この場合は手動表示のみとなるが、安心感を高めるアイテムとしてはお勧めできる。
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