トヨタ、タイにアジアの生産を統括する新会社

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は、アジア地域の生産事業を支援する組織として、タイにトヨタ・モーター・アジア・パシフィック(TMAPタイ)を設立したと発表した。

トヨタはすでに、アジア地域のマーケティング・販売オペレーションを支援する組織として2001年にシンガポールにトヨタ・モーター・アジア・パシフィック設立しているが、今回、TMAPタイの設立により、製販それぞれの支援体制が整うことになる。

TMAPシンガポールとTMAPタイは、アジア各国の生産・販売拠点と密接に協力しながら製販一体の事業運営に取り組み、両社の社長には、トヨタ佐々木良一常務役員が就任する。

TMAPタイの設立は、アジア地域における生産・供給ネットワークの拡充を図るとともに、生産拠点それぞれの活動をさらに強化していくことが狙い。新会社は、アジア地域のトヨタの生産拠点に対し、生産、生産技術、調達、物流、品質保証などの業務について、迅速かつ効率的に支援を行っていく。

新会社の会長を務めるトヨタの岡部専務は「TMAPタイ、TMAPシンガポール、2005年にトヨタの開発拠点としてタイで事業を開始したトヨタ・テクニカル・センター・アジア・パシフィックが密接に連携し、アジア地域の開発・生産・販売業務を一体化させる」としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る