踏切内に立ち往生、特急列車と衝突

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1日午前、愛知県常滑市内の名古屋鉄道(名鉄)・常滑線で、踏切内に立ち往生した軽乗用車と通過中の特急列車が衝突する事故が起きた。この事故でクルマは大破炎上し、運転していた83歳の男性が死亡している。

愛知県警・常滑署によると、事故が起きたのは1日の午前10時35分ごろ。常滑市蒲池町5丁目付近の名鉄常滑線・蒲池駅−西ノ口駅間の踏切で、83歳の男性が運転する軽乗用車が立ち往生し、通過中の特急列車(中部空港駅発、新岐阜駅行き/6両編成)と衝突した。

衝突によってクルマは大破。さらには漏れた燃料に引火して激しく燃え上がった。地元消防が消火にあたり、火はすぐに消し止められたが、クルマを運転していた男性は全身強打で死亡している。列車の乗客乗員約120人にケガはなかった。

現場は蒲池駅から北側(名古屋方向)に約200m進んだ地点にある遮断機や警報機付きの踏切。クルマが立ち往生したところを直接目撃した人はおらず、近隣住人の多くが衝突音を聞いて外に飛びだしてきたため、クルマがどのような状態で立ち往生したのかはよくわかっていない。この事故の影響により、同線は約2時間に渡って不通となり、上下32本の列車が運休。中部国際空港の利用客を中心に、約9000人の足に影響が出た。

《石田真一》

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