ダイムラークライスラー日本は、クライスラーブランドのフラッグシップモデルである『300C』にツーリングワゴンの「300Cツーリング」を追加し、8日から発売すると発表した。
300C ツーリングは、新しさとクラシカルなスタイリングが融合した新世代の後輪駆動モデルで、フロントグリルから、Aピラーにかけてはセダンの独特でスタイリッシュなボディラインを継承する。リサイドパネル、ルーフ、リフトゲートは一新した。荷室容量も大容量を確保し、容易にアクセスできるリフトゲートなどの利便性の高い機能、プレミアムな装備を採用した。
インテリアは、フロントウィンドウの傾斜は立てられ、室内はゆったりとした印象を与える。ライトシルバーの盤面にクロームトリムリングを施した4連メーター、センタースタックのアナログ時計、エアー コントロールとオーディオにいたる細部まで 高級感を味わえるように配慮した。フロント及びリアシートは、セダンのシートと広さや快適性は変わらず、リアシートを折り畳むと、荷室のフロア面積はセダンより25%広く確保できる。
リアシート使用時の荷室容量は630リットル、リアシートを折り畳むと1602リットルに増加する。さらに、オーディオには、2DINサイズのHDDナビゲーションシステム、6スピーカー ボストン アコースティック・スピーカー・システムを装備した。
エンジンは、2種類で3.5リットルV6エンジンは、従来に採用されていたエンジンの改良型で最高出力249ps。さらに、最高のパフォーマンスを発揮する5.7リットルV8「HEMI」エンジンは最高出力340psを生み出す。可変シリンダーシステムを採用したこのエンジンは、パワーを必要としない時には4気筒に切り替わり経済的な走りを実現する。
3.5モデル、5.7HEMIモデルに組み合わされる電子制御式5速オートマチック トランスミッションにはセダンモデルと同様、オートスティック・ドライバー・セレクタブル・レンジ機能を備えフルオートマチックまたはドライバーによるマニュアル感覚の操作を選択することが可能。
リアショックアブソーバーには、セルフレベリング機能が装着され、重い荷物などを積載しても、自動的にリアが下がるのを防止する。
価格は3.5が541万8000円、5.7が646万8000円。