ルノーグループが発表した2006年上半期(1−6月)の販売台数は、131万5385台で、前年同期比3.2%減となった。グループの世界市場でのシェアは4.1%。
欧州市場での販売台数は、ルノーが収益を重視した販売政策を実施したことや現在商品サイクルがモデル末期のモデルが多いため、同7.6%減となった。欧州圏外では、グループの3つのブランドの貢献で、販売台数は10.6%増と好調に推移した。
2006年6月末現在、欧州圏外での販売台数は、ルノーグループの総販売台数の27.7%を占めた。
ブランド別ではルノーは乗用車と小型商用車合計で、欧州では同9.3%減の92万4337台で、シェア9.5%で第2位だった。欧州圏外では同10.6%増の36万4371台と好調だった。
ダチアの世界販売台数は、『ローガン』が引き続き成長しているため、同28.5%増の10万3604台となった。韓国のルノー三星自動車は販売台数が同3.3%増の5万7710台だった。