住友電装が金型事業会社を設立

自動車 ビジネス 企業動向

住友電装は、ワイヤーハーネス用部品の金型の設計から量産立ち上げまでの業務を一元的に行う新会社を設立したと発表した。

同社は自動車用ワイヤーハーネスメーカーだが、ワイヤーハーネスの構成部品であるプラスチック成形部品と金属プレス部品などの需要の拡大が見込まれている。これらの部品は高機能化、短納期化、コスト削減の顧客ニーズが強く、実現のためには、部品を製造する金型の製作を高度化、効率化する必要がある。

従来、同社では部品設計して、金型については同社と各部品製造関係会社で製造・調達してきた。今回設立した新会社では、住友電装からの部品設計を受けて、グループ各社で使用する金型の設計、製作、調達、メンテナンスまでを一貫して行うことで、短期間で効率的に金型を生産し、同時に金型関連技術の強化、部品の需要変化への迅速な対応、コストダウンを図っていく。

新会社は社名は「住電装プレシジョン」で、資本金は8000万円、同社が全額出資する。人員は120人で、2008年度に75億円の売上を計画している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  2. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  3. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  4. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  5. 「かっこよすぎて悶える」ホンダ『プレリュード』レーシングカー公開!SNSでは「来年が楽しみ」と活躍に期待
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る