アウディの上半期、販売台数が過去最高、世界で好調

自動車 ビジネス 企業動向

アウディは2006年上半期(1月−6月)の全世界の販売台数が前年同期比9.8%増の46万3500台となり、上半期として過去最高を記録したと発表した。 

アウディAGのマルティン・ヴィンターコルン会長は「上半期の実績は、今年のアウディ新車販売台数が11年連続して記録を伸ばすことを期待させるもので、2006年度の目標は、昨年の記録を5万台上回る新記録を達成すること」とコメントしている。

西ヨーロッパでは、最も大きな成長を示したのは、イギリスで、同3.2%増の4万6560台を販売した。販売台数順では次にイタリアが3万0218台、同9.7%増だった。スペインやフランス、ベルギーも好調だった。ドイツを除く西ヨーロッパの輸出マーケットにおける全販売台数は、同5.6%増の20万5400台だった。

また、最大の成長を見せたのは中国マーケットで、同94.2%増の3万8838台と約2倍に増えた。

アウディにとって重要な輸出市場であるアメリカは同7.3%増の4万0455台だった。アメリカでは6月に新型『Q7』を市場導入、好調なスタートを切っている。

さらに、東ヨーロッパにおけるアウディ販売も同様に好調で、同29.7%増の1万3800台だった。特に、最大のマーケットであるロシアでは、同51.8%増の4124台だった。

アウディの最大販売マーケットであるドイツ国内市場では、全体需要は低迷したが、アウディは同1.1%増の12万7498台と販売台数を伸ばした。マーケットシェアは0.1ポイントアップして7.5%だった。

上半期におけるアウディ販売は、世界39のマーケットで販売新記録を達成した。

車種別では、『A3スポーツバック』と『A6』の好調な販売が寄与した。A3スポーツバックの世界販売台数は同23%増の約8万6400台、A6は同32%増の約11万9000台だった。『A8』は、同10%増の1万1600台だった。 

ヨーロッパで3月に市場導入されたQ7は1万6800台が納車された。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 特装車メーカー「トノックス」、超小型モビリティ「クロスケ」など展示へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. ハイエースが「移動リビング」に変身!カロッツェリアで車内体験を格上げする最短ルートPR
  4. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  5. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る