トヨタ自動車は18日、『ヴィッツ』や『bB』、『カローラ』、『プリウス』など12車種のクランク角センサに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
01年1月から同年11月までに生産された26万8570台が対象。クランク角センサで樹脂製ボディの成形が不適切なため、配線コネクタのロックの掛かり代が少ないもの、オーリングのシール性が不足しているものがある。
そのためオーリングからセンサ内にオイルが侵入し、オイルの熱膨張でコネクタのロックが変形。最悪の場合はコネクタの接続不良でエンジンが停止、再始動できなくなる恐れがある。