【新聞ウォッチ】ホンダ、初の“日の丸ジェット”本格参入

モータースポーツ/エンタメ 出版物
【新聞ウォッチ】ホンダ、初の“日の丸ジェット”本格参入
【新聞ウォッチ】ホンダ、初の“日の丸ジェット”本格参入 全 3 枚 拡大写真

朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2006年7月26日付

●アマゾンもネット商店街、年内にも、楽天、ヤフーを追撃(読売・1面)

●NHK理事にトヨタ専務、金田氏 民間企業から36年ぶり(読売・2面)

●日産、経常利益25%減 4-6月期連続売上高3%増、世界販売6%減(朝日・11面)

●民間小型ジェット機市場、国産初ホンダ参入(産経・1面)

●3社提携絡む思惑(中)、日産の拡大志向欠かせぬ足元固め(日経・13面)

●日野自、経常益34%増4-6月期(日経・17面)

ひとくちコメント

ホンダが小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の量産と販売を開始するという。米国に飛行機の機体を生産する新会社を設立、今年秋から受注を始め、2010年をメドに第1号機の引き渡しを目指す方針だ。米国内で発表したのを受けて、きょうの各紙が取り上げている。

中でも、産経は1面に試作機のカラー写真付きで大きく掲載、「エンジンも自社開発しており、戦後、国家プロジェクト以外では初めての“日の丸ジェット”となる」と紹介。さらに、経済面では「宗一郎の夢実現」というタイトルで、「創業者の本田宗一郎氏が昭和37年に航空機事業への参入を宣言して以来、44年がかりで悲願を達成したことになる」と解説している。

最近はほころびも見え始めているホンダイズムだが、“日の丸ジェット”はホンダの技術力を世界にアピールする好材料となるだろう。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る