ホンダ第1四半期連結決算…アジア・北米・為替で増益

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ホンダが発表した2006年第1四半期(4−6月期)の連結決算は、当期純利益が前年同期比29.6%増の1434億円となり、大幅増益を確保した。アジア、北米で生産・販売が好調だったのに加え、円安による為替差益で大幅増益となった。

期中の四輪車の売上台数は、同6.7%増の89万6000台だった。国内は同6.6%減の15万6000台だったが、海外が北米・アジア、その他地域で伸長し、同10.0%増の74万台だった。二輪車の売上台数はアジアのマイナスで同7.8%減の238万台となった。汎用事業や金融サービス業は好調だった。

この結果、売上高は同14.8%増の2兆5997億円と大幅増収を確保した。収益面でも売上の増加や円安による為替差益、研究開発費の減少などで、同19.4%増の2035億円、税引き前利益が同29.6%増の1870億円と好業績だった。

通期の業績見通しは、売上高が前回見通しよりも1000億円増の10兆7000億円と上方修正したが、営業利7500億円、税引き前利益7350億円、当期純利益5500億円は前回見通しを据え置いた。

《レスポンス編集部》

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