ポルシェのやり手販売担当役員が退任、後任はBMWから

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ポルシェのやり手販売担当役員が退任、後任はBMWから
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ポルシェAGのセールス&マーケティング部門のダイレクターとして12年以上に渡り、ポルシェAGの取締役を務めてきましたハンス・リーデル氏が、このたび個人的な理由から辞意を表明し、監査役会がこれを了承した。

監査役会は、後任として1984年以降BMW AGに在籍していたクラウス・ベルニング氏(48)を任命した。

ハンス・リーデル氏は1994年にポルシェのセールス&マーケティング部門の責任者に就任し、ポルシェ ブランドの基本的価値観の再定義や製品ポートフォリオの改良と拡張で重要な役割を果たした。同時に、米国市場への依存から脱却することを目標に掲げ、販売およびマーケティングにおける国際化勢も推進してきた。1994年当時、ポルシェは40の市場を対象としていただけだったが、現在ではポルシェ グループは12社の現地法人と多くの営業拠点を持ち、合計102の市場で600社からなるほぼ専売に近い販売店を持つ。

リーデル氏の後任者となるクラウス・ベルニング氏は、1984年にアムステルダムのKPMG
Management Consultantsで実務を学びながら職業訓練を積んだ後、BMW AGに入社して管理会計部門に配属され、その後、オランダ、イタリア、そしてミュンヘンのグループ本社でBMWの金融業務の責任者となった。2002年から2004年までは、スペインのBMW子会社の経営を任され、2004年以降は、セールス部門のトップとして、アジア、太平洋、アフリカ、東欧諸国の責任者を務めている。

《レスポンス編集部》

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