ポルシェ、90年代のリストラを主導した人事担当者が交代

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ポルシェ、90年代のリストラを主導した人事担当者が交代
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ポルシェAGの監査役会は、人事担当部門のダイレクター、ハロ・ハーメル氏(64)の後任としてトマス・エディヒ(44)を取締役に任命した。

ハロ・ハーメルは取締役会のメンバーとして、1990年代に実施されたポルシェAGの雇用政策において中心的な役割を果たしてきた。1990年代にポルシェがトヨタ生産方式を導入した際に、生産部門の約2000人を人員削減したが、ハ−メル氏が行った一連の措置に対しても、労働者代表と彼が対立することはなく、同意を得たうえで進められた。

同社のヴェンデリン・ヴィーデキング社長は「困難なリストラの時期を通じて、ハロ・ハーメルは従業員に組織再編の考えを納得させることに成功し、今日のポルシェの強さを生み出すことになる相互の尊敬と信頼に基づく企業文化を確立した」と功績を称えている。

新たに取締役に就任するトマス・エディヒ氏は1961年10月8日にシュトゥットガルトで生まれ、1986年にカールスルーエにあるUniversity of Cooperative Educationの経営学部を卒業した後に、シュトゥットガルトのAlcatel SEL AGに入社した。1998年には同社の人事担当の取締役となり、2002年にはパリのAlcatelにおいて執行理事に任命され、その後2006年4月1日にはボンのDeutsche Telekom AGに移り、T-Com社の部門評議会のメンバーとして人事と組織を担当した。 エディヒ氏は、2007年5月からポルシェAGで人事部門を担当する。

《レスポンス編集部》

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