ヤマハの梶川社長「品質問題、我が社も苦戦」

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ヤマハの梶川社長「品質問題、我が社も苦戦」
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ヤマハ発動機の梶川社長は、1日に行われた2006年12月期中間決算の会見で品質問題に触れ、「我が社も苦戦しており、なかなかクレームが予定どおり減っていない状況が続いている」と語った。

このところ、自動車のリコール件数が急増しており、品質問題が自動車業界にとって大きな課題となっている。リコール放置問題でお客様品質保証部長ら3人が書類送検されたトヨタ自動車では、それより先に「品質保証本部」担当役員を豊田章男副社長を含めた2人体制として品質管理の強化に乗り出していた。

「毎回毎回、品質非常事態宣言とか、いろいろな号令をかけながらやってきたんですが、基本的には上流、開発プロセスで質が上がってこないと、なかなか難しい。現在、海外を含めて、開発プロセスを重点的に改革をやっているところです」と梶川社長。

日本の自動車メーカーは品質がいいということで、これまで世界的に発展をしてきたが、最近になって韓国自動車の品質が急速に上がってきており、ある調査では日本車より上という評価も出ている。ここは、梶川社長の言うとおり、源までさかのぼって改革する必要があるのかもしれない。

《山田清志》

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