トヨタ、原材料高騰で原価改善細る

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トヨタ自動車が4日発表した2007年3月期の第1四半期(4−6月期)決算によると、営業利益段階での増益に寄与した「原価改善」は、200億円にとどまった。

前期1年間の改善効果1300億円と比べてもスローなペースとなった。トヨタの原価改善には原材料費変動の影響が反映されており、「大きな影響を受けている」(鈴木武専務)という。

鈴木専務はとくに「アルミ、銅や貴金属の値上がりが激しい」と指摘した。ただ、「原材料費の高騰を乗り越えて原価改善を進めたい」とし、第2四半期以降も原価改善が増益に寄与するよう取り組む考えを強調した。

《池原照雄》

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