【レクサス・ハイブリッド 考察 】内に秘められた実力

自動車 ニューモデル 新型車
【レクサス・ハイブリッド 考察 】内に秘められた実力
【レクサス・ハイブリッド 考察 】内に秘められた実力 全 5 枚 拡大写真

『GS450h』の、“普通のGS”に対する外観の相違点はごく少ない。

【画像全5枚】

薄いブルーの専用色「プレミアム・ライトブルー」なるボディカラーが新設された以外は、「クリーンなイメージを演じるべくブルーのカラーをあしらった」という450hのリアエンブレムに専用デザインの18インチホイール、サイドシル後端に小さく添えられたHYBRIDの文字がその違いのすべて。

レクサスらしい、さりげない表現方法で…というその狙いは理解できないわけではない。

が、たとえば「排ガスの出口」という機能性の象徴でもあるテールパイプなどは、環境性能の高さをも謳うこのモデルに限ってはヒドン化(見えない部分にレイアウト)するなどの工夫があってもよかったのではないだろうか。

インテリアの変更点もごく少ないが、そうしたなかでもっとも目立つのは通常のエンジン車ではタコメーターが置かれる部分にレイアウトされたハイブリッドシステムインジケーター。出力と回生力をアナログ表示するこの“パワーメーター”には、しかし昨年ニューヨークショーに参考出品車として展示をされたモデルのような“kW”の単位は記載されていない。

どうやら、かつての“280ps自主規制値”を大きく超える数字を表示することを、国内仕様車では「自ら遠慮した」というのが真相であるらしい。

ちなみに、ニューヨークショー展示車ではそのフルスケールは275kWだった。これはps値換算を行うとおよそ“374”となり、確かにそれなりに「刺激的な数字」にはなるわけだが…。

同時に、こちらも本来備えるポテンシャルを表示してないフルスケール180km/hデザインのスピードメーターにもちょっと物足りない思いが募る。もちろん、日本仕様車の場合スピードリミッターが備わるので実際の最高速は180km/hどまり。が、それでもその潜在能力をメーターのデザインで表現する程度の“遊び心”は欲しかったと思う。

ちなみに、スピードリミッターを持たなければ450hの最高速は「250km/hに少し欠ける程度で、それよりも最終減速比をやや高く設定の欧州仕様車では250km/hを超える」とのこと。ハイブリッドシステムに初の2段階リダクションギアを採用したのも、じつはこれまでのハイブリッドカーにはなかったこうした速度レンジの広さをカバーするためという目的が大きかったという。(つづく)

《河村康彦》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-60』大規模刷新へ、内外装からエンジンまで…ラージ商品群4車種をテコ入れ
  2. 三菱『パジェロ』3階層のシリーズ展開へ…軽も登場、壮大なシリーズ化が始まる
  3. ホンダ『NSX』が現代のスーパーカーに転生…JAS×ピニンファリーナ『テンセイ』がイタリアでワールドプレミア
  4. 日産『セレナ』次期型は2028年登場か!? 第3世代e-POWER搭載へ
  5. 【スズキ ジムニーノマド 新型試乗】ノマドに乗るならやっぱり「ATがオススメ」な理由…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  3. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  4. NITTANのエンジンバルブ技術、インドで実証へ…経産省グローバルサウス事業に採択
  5. CASE革命と電動化、次世代の自動車部品
ランキングをもっと見る