【リコール】フォードのクルーズコントロール…累計670万台

エコカー 燃費

フォードモーターではクルーズコントロールシステムに発火の恐れがあるとして、SUVなど120万台以上をリコールすると発表した。

このクルーズコントロールの問題についてはこれまでも乗用車などに同様のリコールが実施されており、今回のものを含めると総リコール台数はなんと670万台となる。

今回追加リコールとなったのは、1994年から2002年モデルのフォード「F250」、「F350」、「F450」、「F550」の『Fシリーズ・スーパーデューティ』ピックアップ、2000年から2002年モデルの『エクスカ−ション』、1994年から1996年モデルの『エコノライン』バン、1995年から2002年モデルの『E450』バン、1998年モデル『エクスプローラー』、マーキュリー『マウンテニア』。

この追加リコールが発表されたのは、2日にフォードが第2四半期の赤字が2億5400万ドルに上った、と修正発表した直後のこと。これは当初の赤字発表額の2倍近い数字である。またフォードではリンカーンを含むラグジュアリーブランドグループが今年黒字となる見込みを発表していたが、2日にこれも赤字見込みと修正された。

NHTSAではクルーズコントロールに絡むフォードのリコールは今回が最終となるとしている。しかしフォードが掲げる「ウェイ・フォワード」の改革はなかなか進まない印象だ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  2. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  3. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  4. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  5. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  6. トヨタ『スターレット』復活! 2026年デビューか?
  7. 走行距離10万kmは通過点! 42.195万kmをめざせ
  8. その差は歴然!? 見た目は同じでもカロッツェリア・サイバーナビ AVIC-CQ912 ll → lll の進化は凄かった
  9. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
  10. アントレックスが折りたたみ電動スクーター『MK114』発売へ、軽自動車にも積載可能
ランキングをもっと見る