【インプレ'05】津々見友彦 シトロエン『C4』 柔い乗り味と正確なハンドリングが介在するクルマ

試乗記 国産車
【インプレ'05】津々見友彦 シトロエン『C4』 柔い乗り味と正確なハンドリングが介在するクルマ
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エクステリアデザインは、フランス車らしい柔らかみのあるラインと直線ラインを巧みに合せた小粋さがいい。とくにフロントグリルは、シトロエンのアイデンティティを巧みに組み込んだ。

さらにインテリアデザインも驚く。ユニークなメーターパネルは美しいばかりか見やすさを持たせた実用性も加味したものだ。

室内は、フロントシート着座状態でもヘッドルームのじゅうぶんなスペースをもち、またリヤシートもニースペースをタップリとったゆとりのあるパッケージングだ。

動力性能は1.6リッターのため、0-400m加速は20秒台程度と大人しいが、発進時のもたつき感はなく、60km/hまでの実用加速はとくに不満はない。

ハンドリングもスムーズだ。コーナリングの際にはのったりとロールし、安心感の高い操縦性だ。応答そのものは大人しいが、リニア感があり好ましい。乗り心地も巧みに操縦性と居住性のバランスをとっていて、しっかり感のあるサスだが、乗り心地に不満はない。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★☆
パワーソース:★★★★☆
フットワーク:★★★★☆
オススメ度:★★★★★

津々見友彦|モータージャーナリスト
第1回日本GPに出場。日産、トヨタ、いすゞの元ワークスレーシングドライバーを経て、モータージャーナリストとして活躍。カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。その他にポルシェクラブドライビングスクールの校長も務める。

《津々見友彦》

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