精神鑑定実施 故意の衝突で2人を死亡させた女

自動車 社会 社会

検察庁・山形地検は4日、7月上旬に山形県南陽市内で故意による追突事故を起こし、2人を死亡させた28歳の女について、刑事責任能力の有無を判断するための精神鑑定を実施することを決定した。

問題の事故は7月5日に発生した。南陽市竹原付近の国道113号で、猛スピードで進行していた乗用車が前を走る軽乗用車に激突。軽乗用車は約20-30mも弾き飛ばされ、道路脇の水田に転落。原形を留めないほどに大破し、乗っていた男女2人が死亡した。

追突側の乗用車を運転していた28歳の女は傷害致死容疑で逮捕されたが、調べに対しては「軽乗用車に進路を妨害され、邪魔なのでぶつけてやった」などと供述。故意に追突したようなことをほのめかしていた。女には精神科への通院歴があり、警察や検察では責任能力の有無についても調べを進めていた。

その結果、言動に意味不明なところも多々あることから、検察では精神鑑定(起訴前鑑定)の実施を決定。9月27日までに結論を出すとしている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. ホンダのSUV『パスポート』、オフロード性能を極めるコンセプトカー提案…SEMA 2025
  3. 高速バス会社を悩ます悪しき“裏技”「相席ブロック」が横行[新聞ウォッチ]
  4. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る