『日刊自動車新聞』によると、日本自動車連盟(JAF)がドクターヘリの配備を検討していることが明らかになった。早ければ2010年にも配備を始める見通しという。
ドクターヘリは、救急医や看護師が乗り込み、交通事故患者などを治療しつつ病院へ運ぶヘリコプター。日本国内には専用機10機が運行中だが、運行経費がネックとなって普及が進んでいないという。
ドイツでは、JAFに相当するADAC(独自動車クラブ)がドクターヘリを飛ばしており、約30機を運行中という。自動車クラブとして米AAAに次ぐ世界2位のJAFがドクターヘリ事業に乗り出すことにより、日本での普及に追い風となりそうだ。