日産は22日、新世代V型6気筒エンジンを開発し、今秋発売予定の新型『スカイライン』に搭載すると発表した。現行「VQ」エンジンをベースに改良を加えたもので、クラストップとなる7500rpm吹け上がる回転性能を実現するとともに、燃費性能、最高水準の排ガス性能を実現した。
新エンジンは高回転(ハイレボリューション)、際立ったアクセルレスポンス(ハイレスポンス)という特徴を意味する「HR」を名称に組み入れ「VQ35HR」「VQ25HR」とした。
エンジンブロックなど主要パーツを含め、エンジンの基本寸法から見直し、クラストップレベルの高出力を達成しながら、現行VQエンジン搭載車と比較し、燃費を約10%向上させた。さらに最高水準の排ガス性能である「SU−ULEV」を達成できるクリーンなエンジンとした。