ホンダ、タイに新工場 アジア向け補修用板金を集中生産

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ホンダのアジア大洋州地域の事業を統括するアジアホンダモーターカンパニー・リミテッドは、四輪車市場の拡大とともに需要が高まっている補修用板金部品の供給体制を強化するため、タイで四輪車の補修用板金部品を生産する新会社アジア・パーツ・マニュファクチャリング(APM)の事業認可を取得したと発表した。

APMは、2007年6月に稼動する予定で、アジア大洋州地域の各国向けに補修用板金部品を生産し、『CR-V』、『Jazz』(日本名『フィット』)などのグローバルモデルの補修用板金部品は、欧州や日本にも輸出する。総投資額は約12億7900万タイバーツ(約38億円)で、新たに約200人を雇用する。

アジア大洋州地域の各国四輪車市場の拡大により、補修用板金部品の需要も増加しており、2005年度の売上高は、前期比14%増だった。従来、同地域における補修用板金部品の生産は、各国の四輪車生産拠点か、外部の生産委託先が行ってきたが、今後はAPMで一括生産して各国に供給し、品質・コスト・物流面でさらなる体質強化を図るとしている。

《レスポンス編集部》

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