トヨタ 統合安全コンセプト…新技術をレクサス LS に採用

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トヨタ 統合安全コンセプト…新技術をレクサス LS に採用
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トヨタ自動車は25日、安全な車両開発を目指すための方向性を示す「統合安全コンセプト」と、これにもとづく新安全技術を開発し、9月に発売するレクサスの旗艦車種『LS460』に採用すると発表した。

統合安全コンセプトは、個々の安全技術やシステムを連携させていくとともに、将来的には道路との協調(路車間)、他の車両から得た情報の活用(車車間)を図り、運転状況に応じた最適な運転支援を行う。クルマをより危険が少ない状態に近づけていき「事故を起こさないクルマ」を目指す。

LS460では、同コンセプトに基づいて、「プリクラッシュセーフティシステム」「予防安全」「パーキング」の3つの運転ステージで従来の技術を進化させた。

プリクラッシュセーフティ技術では、新型ミリ波レーダーと新開発ステレオカメラの採用で「歩行者」の検地を実現しドライバーの緊急回避操作を支援する。さらに、後方専用のミリ波レーダーを装備し、後方車両の異常接近を検知、ハザードランプで注意を喚起する機能を世界で初めて採用した。

予防安全技術では、車速度0−100km/hの全速度域で、車速に応じた車間距離を連続して維持する全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロールを採用する。これにより高速道路での渋滞時などでも車速の連続制御が可能になりドライバーの負担を大幅に軽減する。

パーキング技術「インテリジェントパーキングアシスト」では、新開発の超音波センサーにより駐車中の他車両に位置を検出し、目標駐車位置を設定する技術を採用。従来の駐車枠認識機能と合わせ、駐車位置の設定、調整操作を簡略化して、利便性を高めた。

《編集部》

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