トヨタ 統合安全コンセプト…渡辺社長、事故を起こさない車への第一歩

エコカー 燃費
トヨタ 統合安全コンセプト…渡辺社長、事故を起こさない車への第一歩
トヨタ 統合安全コンセプト…渡辺社長、事故を起こさない車への第一歩 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は25日、静岡県小山町の「モビリタ」で、最先端の安全技術を組み合わせた「統合安全コンセプト」を発表、9月に発売するレクサスの旗艦モデル『LS460』に搭載する計画を明らかにした。

統合安全コンセプトは、駐車のアシスト機能から予防安全技術、プリクラッシュセーフティ技術など、全ての運転ステージでの安全システムを連携させる技術群。渡辺社長は、究極的には「事故を起こさない夢の車」への挑戦を掲げているが、この統合コンセプトにより、実現へ「一歩踏み出した」と述べた。

安全技術の今後の車種展開については、「車の特性に応じて順次搭載していきたい」と語った。コスト見合いとなるため、車の使われ方や車格などに応じて展開していくというもの。

開発担当の岡本一雄副社長は、統合コンセプトは「重要な概念。現実的には価格の高い車からとなろうが、究極的には全ての車に搭載できるようコスト低減などにも努めていきたい」と述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 今年の「鈴鹿8耐」は新モデルの日本初披露が目白押し!? 話題のネオレトロバイクも
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る