正面衝突事故の原因は覚せい剤か 3人死傷

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今月上旬、北海道留萌市内の国道233号で対向車線側に逸脱したRVと軽乗用車が正面衝突し、軽乗用車側の4人が死傷した事故について、北海道警は22日、このRVを運転していた35歳の男を覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕した。事故と覚せい剤の因果関係について調べを進める方針だ。

北海道警・留萌署によると、問題の事故は3日の午後4時40分ごろに発生した。留萌市留萌村留萌原野付近の国道233号で、対向車線側に逸脱してきた35歳の男が運転するRVと、28歳の女性が運転する軽乗用車が正面衝突した。軽乗用車は大破し、助手席に同乗していた25歳の女性が首の骨を折って死亡。運転者を含む2人が重体となった。

RVを運転していた男も足を骨折する重傷を負ったが、事故後に意味不明な言動を繰り返していたことから、警察では薬物中毒の疑いがあると判断。尿検査を実施したところ、覚せい剤の成分を検出したため、男の退院を待って逮捕した。

警察では事故が薬物原因で発生した場合、危険運転致死傷容疑にあたる可能性もあるため、男を厳しく追及。覚せい剤を使用した時期やその影響について調べることにしている。

《石田真一》

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