無料通行宣言書を投げつけて料金所突破の男を逮捕

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神奈川県警は22日、高速道路の通行料金無料化を主張する市民団体の発行する無料通行宣言書を料金所ブースに投げつけ、料金を支払わずに横浜新道などの料金所を突破していた35歳の男を道路整備特別措置法違反容疑で逮捕した。

神奈川県警・高速隊によると、この男は今年1月中旬、神奈川県横浜市保土ケ谷区今井町付近にある横浜新道上り今井料金所で、市民団体の発行する“無料通行宣言書”を料金所ブースの係員に向かって投げつけ、通行料金を支払わずに料金所を突破した疑い。これを含めて、2004年3月から今年6月までの間に合計147回も同様の行為を繰り返し、約13万円の支払いを逃れていたという。

料金所突破の様子はビデオカメラで撮影されており、ナンバーや車種から男を特定。道路整備特別措置法違反(料金不払いによる不正通行)容疑で逮捕した。同法適用による逮捕は今回が初めてだが、同様に無料通行を強行するドライバーに対して今後積極的に適用する方針だという。

逮捕された男は料金所突破の事実を大筋で認めており、調べに対しては「無料通行宣言は雑誌の記事を読んで共感した。高速道路の料金を支払わなくてもよいと思った」などと話しているという。

《石田真一》

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